久しぶりの更新となります。
免許を取ってからもう5年が経ちましたが、車を走らせていると、車のマナーを知らない人が多いなという印象を最近受けました。
また、初心者ドライバーの助手席に座っていると、同じようにやるべき車のマナーを知らなかったことがあったので、初心者ドライバー向けに知っておきたい車のマナーについて書いていこうと思います。
目次
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1. ハザードランプ編

ハザードランプとは前後左右全てのウインカーが同時に点滅する指示器です。
もちろん、ハザードランプの本来の使い方は自動車学校でも習ったように駐停車する際に使うことですが、その他にも違う使い方があります。
1.1 渋滞時にハザードランプ

高速道路を走っていると、前方の車がハザードランプを一斉につけ始めるということがあると思います。
これは、「渋滞が始まるから減速してます。それを後方に知らせる」
という意味です。
高速道路はずっと同じ道が続くので、渋滞が始まるところは分かりづらいです。
しかも高速道路では時速80km以上で走っており、目の前の車が急減速してしまうとブレーキが効くまでに時間がかかるので追突する可能性もあります。
そこで、渋滞時、急減速をする際にはハザードランプを付けて「渋滞始まりますよ〜」ということを後方に知らせて注意喚起する必要があるのです。
なので、あなたも渋滞が始まり、減速したらハザードランプを点滅して後方の車に知らせるようにしましょう。
1.2 駐車場でのハザードランプ

駐車場でハザードランプを点けると、「今から駐車をしますよ~少し時間ちょうだいね」という意味になります。
駐車をするときにだいたいの車がハザードランプを点けてから減速し、バックして停めると思いますが、この時のハザードランプは駐車するという意味です。
初心者ドライバーは特に駐車を苦手とする方が多いと思いますので、駐車場ではハザードランプを点けて駐車を始めることで他の車にも駐車することを知らせて安全に駐車を行うことができるので、初心者ドライバーは積極的に使うようにしましょう。
1.3 車列に入れてくれてありがとうハザードランプ

道を譲ってくれた場合にもハザードランプをします。
特に小さい道や飲食店の駐車場から国道246号線などの大きい道に出れない…なんてことが多いと思います。
そこで、優しい人が譲ってくれる場合があります。
その際には「ありがとう」という意味でハザードランプを2〜3回点滅して感謝の意を示しましょう。
これはマナーとしてかなり知っておいてほしいことなので、譲ってくれたら必ずハザードランプをするようにしましょう。
2. パッシング編
パッシングとは、ライトを一瞬だけ上向き(ハイビーム)にして点灯させることです。
パッシング自体の本来の意味は「先行きたいから道譲ってくれ!」という意味です。
が、パッシングはほかに色々意味があるので知っておきましょう。
2.1 対向右折車に曲がって良いですよなど譲るパッシング

これが僕が体験したパッシングの中で一番使う事例なのではないかと思います。
本来のパッシングの意味とは逆ですよね。
例えば、
もちろん対向車の直進が優先なのですが、自分が右折する立場で対向車が突然止まってパッシングしたときは「右折して良いよ」という意味なので手を挙げて譲ってくれたことに感謝を示してすぐに右折しましょう。
1車線の道で自分の右折を後続車が待って渋滞みたいになっていたら、心優しいドライバーならだいたい譲ってくれます。
逆に自分が直進していて反対車線の右折車がいて、「あー、あの右折車のせいで後続車渋滞起こしてんな〜」と思ったなら譲ってあげるようにしましょう。
2.2 明かりつけっぱなし・つけてないですよパッシング

対向車にトンネルの入り口や内部でパッシングされたら、きちんとライトを点灯しているか確認しましょう。
トンネルの中でライトを点灯しないと非常に危険です。
また、トンネルの出口で対向車にパッシングされた場合はライトを消し忘れている可能性があります。
最近の車はライト点灯・消灯を自動でやってくれる機能があるので、新しい車の方は気にする必要はあまりありませんが、昔の車種に乗っている方は気をつけるようにしましょう。
2.3 この先で取り締まりやってるぞパッシング

反対車線を走っている対向車に対して、
この先で警察が取り締まりをやっているぞ!気をつけろ!
という意味でもパッシングをします。
これはされることがほとんど無いんじゃないかなと思いますが、譲るタイミングでも明かりをつけっぱなしにもしてない場合にパッシングされたらこれを疑ったほうがいいでしょう。
また、自分が反対車線で警察が取り締まりをしているのを目撃してその先の対向車で明らかにスピード出し過ぎている車を見かけたら、パッシングしてあげるようにしましょう。
また道路上に危険物があった際にもパッシングするので、積極的に知らせてあげるようにしましょう。
3. 車のちょっとした豆知識
最後に、マナーを書いていて思った、車に関する豆知識をひとつご紹介したいと思います。
意外と知らない人が多いかも?
3.1 給油口がどっちかすぐに見分ける方法
給油口なんてどっちに付いているか覚えてるわ!って人は全然良いのですが、意外とあれ?左右どっちに付いてたっけ?と走っていて思う方も多いんじゃないでしょうか?
ふと車で走っていてガソリンスタンドに向かおうと思った時に、給油口はどうしても乗ってる最中に確認することはできず、どこかの駐車場に停めていったん降りて確認するしかないと思います。
こんな経験もしかしたらあなたはあるんじゃないでしょうか?
しかし、給油口を車に乗りながら確認できる方法があるのご存知でしょうか?
こちらの画像をご覧ください。(ちなみにこの車は我が愛車、ハスラーです。)

どの車にもガソリンマークが付いていると思いますが、その隣に四角で囲ってあるようにガソリンマークの近くに矢印マークが付いていると思います。
実はその矢印の向きが給油口の向きなのです。
この車の場合、左矢印なので、運転者から見て左に給油口があることになります。
これさえ、知っておけばわざわざ別の駐車場で外に出て確認なんてせずに、車に乗りながらも簡単に給油口の位置を確認することができますね。
まあ、車に乗る前から知っとけよ!っていう話ですがね。笑