学生のうちに知っておきたい年金のこと。学生納付特例とは?

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学生のみなさん、年金のことどのくらい知ってますか?

え?急に言われてもよくわからない。
年金とかまだまだ先のことでしょ?
社会人になってから考える。

こんな方がほとんどだと思います。

しかし、大学生のうちから年金のことを知っておかないと後々大変なことになります。

そして、お金のことは知っておいた方が絶対に得です。

年金制度自体はいろいろと複雑なので…、
今日はその中でも特に学生にめちゃめちゃ関係のある国民年金の学生納付特例制度について学生目線でできるだけわかりやすく書いていきたいと思います。

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1. 国民年金は20歳になったら納めなければならない

まず、20〜24歳でまだ学生だよって人は自分が国民年金に加入してるっていう自覚を持っていないんではないかなーって思います。

20歳になったら年金機構から年金手帳が届くはずですが、学生の間だとそういうお金のことは両親に全部やってもらうって方が多いのでは?

さらには、

あれ?年金手帳とかもらった記憶はあるけど、どこ置いたっけ?

っていう人すらいるのではないでしょうか?笑

マズイですね。

それ、自分で全部やった方が良いですよ。

いずれ向き合わなければならない年金のことなんですから。

そんな年金のこと知らないで、年金制度は破綻するって書いてある本を見てそうだ!そうだ!と鵜呑みにするのは違うんじゃないかな?と思うわけです。

だからこれを機に年金のこと知っていくようにしましょう!

国内に住居を有する20歳〜59歳の人は国民年金に加入し、年金保険料を払わなくてはいけないことになっています。

金額は以下のようになっています。

国民年金保険料: 毎月15,590円(平成28年度には16,260円となる)

毎月こんなに払うの!ってなりますよね。

20歳〜24歳のほどんどの学生はバイトくらいしか仕事はしていません。

大学の勉強、サークル、ゼミで色々とお金が無くなっていくのにこんなに毎月払ってられない!ってなるわけです。

かくいう僕もバイトで稼いだ分だけ使ってしまうという時期がありました。笑

こんな人が国民年金のために毎月15,590円も払えるわけないんです。

2. 学生納付特例制度

そこで、何もせずにいいやーって未納にしておくと、問題がいろいろと起きます。

2.1 未納だと受給資格期間に反映されない

受給資格期間とは以下のようになっており、この保険料納付25年以上というのを満たさないとそもそも年金が受け取れなくなってしまうのです。

保険料納付済期間+保険料免除期間+合算対象期間≧25年

学生である4年間の未納のせいで受給資格期間を満たさない…なんてこともあり得るのです。

2.2 学生納付特例は受給資格期間に反映される!

学生納付特例制度を使って申請すると、年金を払わなくても未納扱いにはならず、2.1の保険料免除期間というところに算入されます。

なので、社会人になってからの保険料納付済期間と合わせて25年を満たし、受給資格を十分に得られることができるのです。

2.3 学生納付特例は誰が対象?

学生納付特例制度の対象者は20歳以上の学生、つまり大学(大学院)、短期大学、高校、高専などほぼすべての学生が対象となります。

ここで注意したいのが、本人の所得が一定以下の場合に限るということです!

本年度の所得基準(申請者本人のみ)

118万円+扶養親族の数×38万円+社会保険料控除等

です。学生の方で扶養親族、つまり家族を養っている人は少ないと思いますので、要は1年で118万円以上を稼いでしまうと対象者から外れてしまうということを覚えてください。

学生にとって実は、103万円の扶養控除の壁と130万円の所得税の壁以外にこのような118万円の壁が存在するのです。

                          引用:日本年金機構

なので、学生には103万円という扶養控除の壁、130万円の所得税の壁以外に、実はあまり知られていない118万円という学生納付特例の壁が存在することになります

2.4 学生納付特例の注意点

受給資格期間に算入されるから学生の間は納めなくても良いんでしょー?

と思うかもしれませんが、学生納付特例のような免除期間の分は実際の年金額の計算には入れません。

つまり、もらえる年金が少なくなるということです。

受給資格期間と実際の年金額計算は違うということを覚えておいてください。

65歳からもらえる年金のことを老齢基礎年金といい、満額もらえるとすると年額780,100円となっています。

それが少なくなってしまうのです。

えー?年金受給資格は得るけど、もらえる年金少なくなっちゃうの?

心配ありません。

学生納付特例を受けた後は払っていない分を払うことができる追納制度があるのです。

学生納付特例は適用が終わったその後が大事なのです。

2.5 学生納付特例後の年金の追納

もらえる年金が少なくなってしまうことを防ぐために学生納付特例の適用後は追納制度を使いましょう。

追納とはその名の通り学生納付特例で国民年金の支払いを猶予されていた期間、つまり、上でいう保険料免除期間ですね、

その支払っていなかった分を支払って保険料納付済期間に変えられるよ〜という制度です。

また、追納できるのは過去10年以内の期間となっていますので、払える期間は十分にあります。
社会人になってからのボーナスなどで払っていきましょう。

また、追納した分の年金は社会保険料控除といって支払った分全てを所得から引いて、所得税を抑えることができます。

と、いろいろとお得なのでみなさん学生終わったら追納するべきです!

2.6 申請は1年ごとにしなければならない

学生納付特例は1度申請しただけでは終わりません。

1年ごとに市(区)役所に行き、申請書を書いて、提出しなければなりません。

承認期間は4月〜3月となっているので、毎年4月に申請するのが良いでしょう。

この記事を見て、去年の分申請してねぇ…どうしよう…

って方も大丈夫です。

過去の分も申請時点から2年1ヶ月前までさかのぼって申請できるので、忘れていた人は必ず申請するようにしましょう。

3. まとめ

学生向けに年金のことを話していきましたが、どうでしょうか?

学生納付特例という一つの制度を取ってみても知らないことが多かったのではないかと思います。

これでも結構カンタンに書いたつもりなので、より詳しく知りたい人は日本年金機構のホームページに行った方が良いと思います。

また、申請書も日本年金機構のホームページからダウンロードしてください。