個別指導塾で良い講師とわかる5つの条件とは?

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個別指導塾は講師のピンキリが激しいなんてよく言われていることですが、良い講師の条件ってなんでしょうか?
 
良い講師と悪い講師の違いってなんでしょうか?
 
こういった講師に出会うと成績が伸びるよとか勉強のやる気が出るよといった優良講師の条件を、塾講師を5年続けてきた僕が、塾講師の視点で話そうと思います。
 
塾の授業を見学しても講師の力量とか指導力は実際そこまで分からないし、見抜けないと思うので、お子さんの保護者の方や塾の講師になりたいと思っている人などの参考になればと思います。
 
また、個別指導塾と集団塾の違いはこちらの記事を参考にしてみてください。
 
 
今回は個別指導塾編として良い講師の条件を書きます。
 
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1. 生徒の考える力を伸ばそうとしてくれる講師

 
まず1つ目に挙げたい条件は生徒の思考力を長い目で見て伸ばしてくれる講師です。
 
生徒の成績向上のためには思考力の向上が不可欠です。
間違えた問題に対してどう考えて解いていっているのか?それを自分で把握しない限り、出来るようにはなりません。
 
なんなら大人になって社会に出ても自分で考え、自分で行動する自律人財という人が求められてきています。
 
個別指導塾ではマンツーマンでの指導が売りなので、集団や最近話題のネット・映像授業とは異なり、生徒がどこでどう間違えたのか?どこでつまずいているのか?を詳しく把握することができます。
 
そこでただ解答解説をするだけでは意味がないのです。はっきり言ってそれでは集団塾での先生への質問と変わらない。
 
解答解説は言いたくなりますが、最初は言わないのです。
あくまでヒントを与え、自分で考えさせる講師。
 
これができる講師は非常に優良な講師です。
そういう人を見つけたら個別指導・集団などに限らず、授業を受けることをオススメします。
 
解答解説をただベラベラ説明するなんて誰でも出来ますよ。
問題を生徒が出来るようにするのが塾講師の仕事ですから。
そのための1つの策として生徒に対して理解できているのかどうか逆質問していくことを毎回の授業でやっていけば生徒の思考力は上がると思いますよ。
 
 
ドラゴン桜という漫画の7巻にこのようなシーンがあります。
 
 
「ここは海で、目の前に腹を空かせた生徒が倒れています。あなたは釣り竿を1本持っていて魚の釣り方をよく知っています。魚を釣ってあげますか?それとも釣り方を教えてあげますか?」
 
 
この場合の答えは「釣り方を教えてあげる。」です。
 
 
魚を釣ってあげる(塾でいうと解答解説を教えてあげることです)というのは一見すると生徒想いのように思えますが、実は生徒を頭が悪いと過小評価していて完璧に説明してあげないと分からないと思っている。
 
そうではなくて、魚の釣り方を教えてあげる(塾でいうと解答解説ではなくてやり方、ヒントを与え、解答まで自力でたどり着かせる)ことが生徒の思考力を鍛えるために大切です。
たとえ生徒が今は出来なくてもいずれできるようになると信じてサポートし、自立心を育む。
先生の仕事はあくまでサポート。こうやれ、あーやれと強制してしまうのは教育ではないと思っています。
 
塾としては志望校に合格させることが第一ですが、講師という教育業に携わっている以上、担当生徒には自立した大人になってもらいたいですね。
 
 

2. 人によって教え方を変えてくれる講師

 
人によって教え方を変えることも大事な要素です。
 
この説明で分からなければ、この説明。それで分からなければ、違う説明。
といったように生徒が分からない場合にはあの手この手を使って説明のやり方を変えていくことができる講師は優良な個別指導塾の講師ですね。
 
集団塾なら説明や解説はほぼ1通りしかしてくれません。
 
しかし、問題をパッと見て解答解説以外の別解を提示してくれる講師はものすごく力量がある講師です。
 
そういう講師に出会えたらぜひ担当にしてもらいましょう。
 

3. 丸付けは生徒自身にやらせる講師

 
個別指導塾の講師は丸付けはだいたい講師自身がやってしまうことが多いのですが、それでは生徒の能力は上がりません。
 
いやいや、丸付けごときで…と思われる方多いかと思われますが、成績が悪い子や点数が悪い子を見ていると丸付け出来ない子って本当に多いんですよ。
 
解答を見てきちんと丸付け、間違えたところは赤で直すという一連の流れが出来ていない。
 
丸付けをやらせてみると間違っているのに丸が付いていたり、解答を写し間違えたりと結構な確率でやらかします。
 
しかしそこで講師がこんなに丸付け間違えちゃうなら私がやってあげよう…とか思ってはいけないんです。
 
こちらは根気よく生徒が丸付けを間違えたら直すだけ。
そうすれば自然と出来るようになります。
 
これも先ほど述べた魚を釣ってあげるか釣り方を教えてあげるかの話に関わってきます。
 
生徒がいくら魚を釣り上げることができなくても生徒がいずれできるようになることを信じて、魚を釣ってあげるのではなく、根気よく魚の釣り方のコツを教えてあげる。それが良い講師の条件なのではないでしょうか?
 

4. 受験・入試情報を授業中織り交ぜられる講師

 
受験生を持つ親としてはこのような入試情報をよく知った講師に担当してもらいたいのは当然です。
 
そこで講師の方が授業の合間に、
 
あぁー君はここの高校に行きたいのか。
だったら内申◯◯だからあと✖️✖️必要だね〜
君の内申で◯◯高校だったら点数が◯◯必要だからあともうちょいだね〜
この問題は◯年度の入試に似たような問題が出てたから入試問題練習として良い問題になるよ
 
 
みたいな話をできると良いですね。
 
このような講師は受験・入試を熟知しているからこそ言っているので生徒や親のあなたが出会えたらこれもまた担当講師にしてもらいましょう。
 

5. 三者面談に出てきてきちんと説明してくれる講師

 
普通、室長、生徒、親の3人で面談とか話はすると思いますが、そこで出てきて生徒の現状やその先の勉強について説明をちゃんとしてくれる講師は良い講師と言えるでしょう。
 
そもそも室長や塾長は三者面談できちんと説明のできない講師を面談に呼んだりしませんからね。
 
そこで説明が出来ていなかったなら親としてはラッキーですね。担当講師を変える検討をするべきでしょう。
 
なぜなら、
外部の人(親)に説明する能力=教える能力
ということなので、ここで訳わからない説明されたら教える能力がないということに他ならないからです。
 

6. まとめ

 
個別指導塾は面倒見の良さが売りだと言われていますが、面倒見が良すぎるのも生徒の成長の芽を積んでいることになりかねません。
 
生徒のカリキュラム作成、毎週の勉強予定作成、丸付けをやってあげる。
 
一見すると生徒想いの良い講師と思われてしまいますが、講師は生徒の将来のことを全然考えていない。むしろ私はこんなに生徒のためにしてあげてるという風になっていて偽善者になってしまっています。
これでは塾を離れた際に自分で勉強することが出来ません。なぜならどれも自分でやったことがないのですから。
 
いつまでも塾にいるわけではないのですから、とにかく一貫して言いたいのが魚を釣ってあげるのではなく、魚の釣り方を教えてあげるということ。
 
全てにおいて釣り方を教えてあげられる講師。その講師が良い講師の条件なんじゃないかなとそう思います。
 
この話に関しては以下の記事にも良いことが書いてありますので参考にしてください。