【高校受験】塾講師が中学生向けの塾用教材10冊を評価してみた

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自分が塾講師を始めるまで高校受験を経験していないことと、市販の教材しか持っていなかったということもあり、塾に向けてのみでしか売られない「塾用教材」なるものの存在を知りませんでした。
 
もちろん中学時代、新中問が配られたりしましたが、それがまさか塾用教材だとは思いませんでした。
 
 
生徒たちの高校受験を経験していく中で、高校受験においては市販教材よりも塾用教材の方が圧倒的に完成度が高く、勉強しやすいということが分かりました。
でも、親の中には
 
画像の説明文

 

え?別に市販教材でも全然大丈夫でしょ?

 
と思う人がいると思います。
 
いやいやいや、大学受験」では確かに市販教材はもの凄いそろっています。
Next Stage、青チャート、重要問題集など有名な参考書は科目ごとにいくらでもそろっています。
 
しかし、高校受験に限っては市販教材に良い教材が驚くほどに全然ないんです。
 
こちらの塾の記事にも書かれています。
 
個別指導の大学受験生で市販教材を使うことはあっても、高校受験生に市販教材を使うことはありません。
 
 
それだけ、高校受験向けの塾用教材は素晴らしいんです。
 
ということで、僕が塾で見てきた塾用教材をいろいろ紹介したいと思います。
 
塾に通ってる方、あ、これ持ってる!という方、塾で使ってる教材がこれなんだけど良いのか悪いのか分からないという方、参考にしていただければ幸いです。
 
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1. 高校受験用 塾用教材の紹介

1.1 フォレスタ

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難易度:超基本~基本
 
 
森塾を中心に多くの個別指導塾で使用されているフォレスタですが、出来は結構良いと思います。
かなり基本のテキストとなっているので、できない子でもPoint!通りに説明してやればできます。逆にフォレスタが全然出来ないレベルの子はやばいと思った方が良いです…
 
 
このシリーズの中では個人的に理科のフォレスタが一番良いと思っていて、Point!のまとまり具合は素晴らしいです。
理科フォレスタの内容を一通り覚えたら「基本的な」部分はできるようになると思います。
しかし、応用的な部分は皆無なので、それは別の問題集を使って演習する必要があります。
 
 
英語のフォレスタはあまり良くないと思っています。
教科書に沿った文法問題が主なのですが、例えば現在完了を習ったとすればとりあえずhave+過去分詞にしとけばできる問題が多いのです。
 
もちろんそんな問題ばかりしていたら、文法が混ざった時にできるわけないし、定期テストでも点を取ることはできません。
 
 
また、講師側が扱いやすいというのが特徴の一つでもあります。
 
基本的にPoint!を説明した後、Warm upとTryを授業でやらせ、そのあとExerciseを宿題にするというパターンで行けば失敗することがないからです。
 
欠点としては全体的な問題量が少ないことで、宿題としてよく出されるExerciseは1セクション当たり1~2ページしかないので少なすぎると思います。
 
基本レベル&量が少ないという特性上、フォレスタを完璧にしても神奈川県立入試を解けるようには到底ならないでしょう。
 
 
なので、フォレスタはあくまで基本中の基本の問題を学ぶためにやる教材だと思います。
 

1.2 新中学問題集 

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難易度:基本~やや発展
 
 
中学生用の問題集の中では一番有名といっても過言ではない新中学問題集です。
塾だけでなく、有名私立中学が採用していたりしていますので、実績は確かです。
 
完成度は本当に素晴らしく、全教科自信をもって薦めることが出来る唯一の問題集です。
 
ただ、あくまで問題集なので説明部分がほとんどないことが唯一の欠点です。
しかし、それを補うあまりある問題量、パターンの量があるので、一冊完璧にすれば神奈川県入試対策につなげることが十分できます。
 
 
ちなみに僕が普段授業する英語・数学・理科の新中学問題集の評価については、
 
 
英語… 説明の部分は申し分ない。自習でも全然理解できると思う。問題部分もただの適語補充から始まり、最後は並べ替えや英作文、読解問題までそろっている。
 
数学… 計算の分野は豊富な問題量で計算力が間違いなく付く。証明問題は少し不足しているかなと思うが、基本的なパターンはあるし、どうせ過去問で演習を積むので問題ない。
 
理科… 説明が細かいとことまで行き届いている。シンプルで覚える部分が分かりやすいのはフォレスタだが、もっと踏み込んだ内容や難しい内容をやりたいなら間違いなく新中問だろう。問題パターンも豊富なので、やっておけば必ず力が付く一冊。
 
 
また、全然できない子に新中学問題集をやらせても難しいだけなので、そういう子にはフォレスタからやらせています。
 
 
 

1.2.1 新中学問題集(発展編)

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難易度:標準~発展
 
 
先ほど紹介した新中学問題集の発展バージョン。
基本部分はさほど変わらないが、応用部分がとんでもなく難しくなっている。
 
横浜翠嵐や湘南など最高レベルの高校を目指す人はこれをメインのテキストに据えるとよい。(以前、翠嵐と湘南に合格した2人にはこのテキストでゴリゴリやってもらった。)
 
たすき掛けなど中学内容を逸脱した内容もちらほらあるので、取捨選択してやる必要があるかな。

1.2.2 新中学問題集(演習編)

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難易度:基本~標準
 
 
新中学問題集の補充問題的な立ち位置の教材。
新中学問題集と同じ問題が数多くそろっているので、自習で使うものではなく、塾の宿題で出されることが多いと思う。
 
個人的に購入してやるほどのものではないだろう。
 

1.3 シリウス

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難易度:基本~標準
 
 
シリウスはα、標準編、発展編の3つ種類があり、難易度がα<標準編<発展編となっている。
新中学問題集と似ているので、どちらを選ぶかは好みだと思う。
似ているので内容は省略。
 
発展編は新中問の発展編と同じく難しいので注意。
 

1.4 オリジナルテキスト

 
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難易度:超基本~基本
 
 
基本の問題集ではあるが、かなり独特な問題集。
 
英語は適語挿入のほかに並べ替えor英作文が多い構成となっているので、英作文能力は付くかなと。
 
数学は同じパターンのものが数多く並んでいるので、出来ないパターンの問題の類題を何度も演習したい時に重宝する。
 

1.5 Keyワーク

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教科書準拠の問題集。
難易度は教科書に合わせているので基本レベル。
 
ちなみに中学必修テキストも構成がほぼ一緒です。
 
定期テスト前に教科書の内容を確認したい時に使えます。

1.6 新ワーク

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これもKeyワークと同じく教科書準拠の問題集。
新ワークの方が若干難易度が高いかな~。
 
Keyワークと同じく、定期テスト前に使用することが多いです。
 

1.7 神奈川県立入試対策問題集

ここからは神奈川県公立高校入試に特化した問題集を紹介したいと思います。

1.7.1 県トレ

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神奈川県立入試に特化した問題集と言えば県トレが一番有名なのではないでしょうか?
 
個別指導塾ではもちろん、某有名高校受験集団塾でも県トレという名前を隠して中の問題が使用されています。
 
 
毎年変わる神奈川県立入試の傾向に合わせて問題作成されているので、信頼度は抜群です。
 
構成はそれぞれの教科の大問別に作られています。
大問別に合わせて、神奈川県立入試と傾向の似た問題が数多くそろっているので、過去問を解く前の練習になります。
 
 
県トレは使用する受験生が非常に多いと思うので、そのうち県トレの効果的な使い方の記事を書こうと思います。

1.7.2 EXCEED Z

画像はありませんが、県トレと構成はだいぶ似ています。
個別指導塾でEXCEED Zを主に使用するところもあるよう。
 
似ているとはいっても、問題自体は異なるので、二つを併用して使用するのが良いと思います。
 

2. まとめ

 
意外と知られていませんが、塾用教材にはいろいろ種類が豊富にあったことが分かったでしょうか?
本当はもっとありますが、とりあえず紹介できるものを紹介してみました。
 
いずれまた追記で教材を増やしていくと思います。