大学生講師の僕が見てきた塾講師バイトの本音と真実とは?

シェアする

スポンサーリンク

大学生になって始めるバイトとしては居酒屋、接客、日雇いなどさまざまですが、塾講師をやる人が多いのではないでしょうか。

5年塾講師を続け、今でも変わらず続けているぼくが、塾講師という仕事はなんたるかについて書きたいと思います。

塾講師バイトの実態や必要な能力、やると身につけられる能力や、やってて良かったことなど自分の体験談も交えて話します。

塾講師やろうと思ってます!
塾講師はブラックなの?
生徒の親ですが、信頼できる塾講師かどうか心配…

と思っている人も、
講師に興味がないという方も読んでみてください。

ただ、中には完全にぼくの塾講師バイトに対する仕事論があるので異論は認めます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

1. 大学生は軽い気持ちで始めるな!

まず、大学生ってふつうお金を稼ぐためにバイトを始めますよね?

数ある中でわたしは教えるの好きだし〜…と軽い気持ちで塾講師というバイトを選ぶ。

しかし大学生にとって塾講師は他のバイトと同じようにお金儲けのバイトでしかない。

だから生徒の未来を本気で考えてくれる大学生講師は非常に少ないのです。

いや、何を言う!おれは生徒のことをきちんと考えている!

何をご冗談を。笑

だいたいみなさんね。

お金をもらわないでその生徒を教えたいと思いますか?

それを聞いた瞬間、だいたいの人がいや、それはイヤだな…とおもいます。

そう思ったあなたは残念ながら講師向いてません。

お金をもらわないと生徒を教えない?
仕事ですからもらうのは当たり前なのですが、マインド的には向いていません。

そういうあなたはきっと授業が終わったらさっさと帰ってしまう人でしょう。

ぼくは塾講師は別にお金もらわなくても良いなーというスタンスです。
お金はおまけ。
そんな気持ちでやっているぼくとお金儲けのためにしかやってない講師とではやる気がまったく違います。

毎日でも来て生徒のことを見てやりたい、生徒の親からしたらそんな講師が輝いて見えるのは当然です。

小中高生という人生の中で思想が確立する最も重要な期間を教えるのです。

軽い気持ちでお金儲けのために塾講師というバイトを選んでもらっては教えられる生徒がかわいそうですよ本当に。

2. しかし塾講師は激務…

塾講師はブラックとよく呼ばれます。
やったことある人はわかると思いますが、報告書、引継書を授業中に書き、電話対応、面談、その他事務をこなします。

報告書、引継書に対する批判はこちらの記事に書いてありますので、良かったらどうぞ。

 

時給換算するとものすごい低い。
そりゃだれでも愚痴をこぼしたくなります。

これは本当に改善すべきで、講師の人が授業中、教えることに集中できる仕組みをなんとか作りたい。

大手個別塾が利益のために生徒のコマ数を増やし、そのしわ寄せが講師に来ている。

そうなるのもわかります。

 

なので、個別塾で塾講師バイトを始めたいと思っている人は上記に挙げたことや記事に書いてあることは覚悟しなくてはならないでしょう。

3. 塾講師はコミュニケーションが一番大事

これ、一番大事な能力です。
教える能力そのものに直結します。

なので、教える能力高い人は総じてコミュ力が高い傾向にあります。

どうやったらこの内容をわかりやすく、例えを用いたりして説明できるだろうか?

を常に考え、行動できる人が優良講師なのです。

また、生徒と仲良くなることも大切なんじゃないかと思います。

なんなら受験終わってお疲れ様会などいっしょにご飯を食べに行ける関係になるのが良いです。

でないと、自分の生徒にどんな勉強法が合っているのか?生活リズムは大丈夫か?なんて分かるわけがありません。

親でもない、友達でもない、良い相談相手として仲良くなるのは重要なことなのです。

金儲けでしか考えない講師は、中学生、高校生を暗に下に見てます。

こいつはおれより頭悪いから下だ。
というように。

しかし決してそんなことはない。頭の良し悪しで人間を定義なんてできません。

そして、そんな講師は生徒と仲良くなるなんて思ってもみないことでしょう。

ここで、ある批判があると思います。

異性で仲良くなったら心配…
公私混同だ!

というように。

まあまず異性でそういうこと考えてしまう人は最低でしょうね。
即刻講師をやめさせるべきです。

公私混同に関しては、はたして悪いことなのでしょうか?

講師という仕事において公私混同はむしろ良いことのように思えます。(ギャグではないですよ笑)

ぼくは割と公私混同してしまっています。
私の塾では周りの講師と非常に仲が良い。

社会人になってやむをえずやめてしまった講師もたまに塾に遊びに来て昔の生徒をもちろん無給で教えたり、相談に乗ってあげたりしています。

さらにはいっしょに文化祭や授業参観にも。
普通の塾講師なら生徒にイヤがられると思いますが、むしろウェルカムです。
仲が良いので生徒に見に来て〜と言われます。

周りの講師がそんな人ばかりだからお酒の席でもそういう生徒の話になります。この生徒は成績がこうだああだ。勉強法がこうだ、カリキュラムはどう組むべきかみたいに。

もちろんお酒の席なので真面目な話だけでなくふざけた話もしますが。笑

周りの講師と常にこういう話題を共有しているので必然的に知識はついてきます。

1人で生徒と接して、授業が終わったら誰とも話さずにさっさと帰る。

生徒の親はこんな講師よりも周りの講師と生徒のことについて周りとつねに議論してる講師に教えてもらいたいですよね。

公私混同=悪い
なんて誰が決めたんですか?

そんなの場合によりけり。
講師という仕事においては良いことだと思います。

ちなみにぼくは今でも昔の生徒や講師と交流があります。

毎回、いつも昔の生徒や当時の話題で盛り上がりますが、それがまた良いんですよねー。

やめてしまった生徒もバンバン塾に来ます。
ご飯食べに行ったり、教えたりと。

まだ僕が塾講師を始めて間もない頃の人たちなので知り合ってから3〜5年。一番仲が良い(と僕が思っている)人たちなので、これからも大事にしたいですね。

4. SNSはダメなのか?

個別指導塾の多くは大学名、Twitter、LINEのアカウントがバレてはいけないルールがあります。

は?

って思いますね。笑

くだらなすぎる。

大学生だとバレて何が悪い?
今どき検索すりゃTwitter、LINEなんてすぐバレるよ?笑

最近、変なところに気を使う塾が多いです。

おそらく大学生だとバレると親からの不信感がどうだとか教務力がどうだとかがあるからだと思います。

逆に大学生講師であることを強みにすれば良いのに…もったいないなと思いますね。

大学生だと比較的中学生・高校生と年が近いので向こうも親近感を持って気軽に教えてもらうことができます。

年が離れた人に教えてもらう時ってなんか身構えてしまいますよね?

もちろん全員がそうってわけではないのですが。

さらにはTwitter, LINEのアカウントバレたらいけない?

これもバレると親からの不信感がー…だと思いますが、うちの塾ではオープンですよ。

室長や講師は生徒のLINEを全然知っています。

もちろん親も連絡を取っていることは知ってます。
親が不信感を抱かないか?
と思われますが、僕は三者面談に出て顔、名前がしっかり知られており、信頼もされているので大丈夫なのです。

というか僕の体感ですが、最近ではLINEでのやり取りくらい全然OKにしてる親が多いと思います。

それで一度も問題は起きてないですし、欠席連絡や、その他やり取りがスムーズなのでやりやすいです。

また、Twitter, LINEなどのSNSを勉強の妨げになるからとやらせたくない親もいます。

確かにやりすぎると勉強の妨げになります。
なので、やめさせようとアカウントを消したり、スマホを取り上げたりする親が多いです。

しかし制限すると、社会勉強にはなりません。
なせなら、SNSはマーケティングや自ら発信するという能力の部分に大きな影響を与えるからです。

今ではどんな企業もTwitterやLINEのアカウントを使って広告、PR活動を行っています。

なんでもダメダメ言う前にこういう部分を話してみてはどうでしょうか?

それでもやらせたくないという人は、

まず、スマホいじりを1日1時間までにする。
その次に30分にする。

というように段階的に減らしていくべきです。

段階的でないと必ず反動が来ます。

経済の話に例えると、FRBによる利上げや日本の法人実効税率引き下げが段階的なのもこのためです。

いきなりスマホ禁止!と言われたらまず間違いなく反発するでしょう。

そうではなく、長期的に見て本当にやめさせたいのであればまずは子どもが何時間スマホに時間をかけているのか計測し、だんだん減らしてもらう。

それが最も合理的な方法だと思います。

またどうしてもやめさせられない子にはフォローするアカウントをこちらが指定するでも良いかもしれません。

日経新聞、ニュースアカウント、日本銀行、各種企業などを必ずフォローさせ、どういったことをツイートしているのかを毎日報告させる。

そういうことをしていればむしろTwitterをやらせても良さそうですよね。

なので、一概にTwitterやLINEのようなSNSが害悪である!とは言えないと思います。

5. 「教える」能力

ここまで塾講師バイトに対する批判ばっかりしてきましたが、もちろん良い面も話したい。

それは人にものをわかりやすく説明する、教えるという能力が付くということです。

これは無論、社会に出て必ず役に立ちます。
プレゼン、セミナー、営業など、人にモノを説明する機会はいくらでも出てきます。

人の世界に生きている以上、わかりやすく説明するという能力は非常に有用かつ重要であると思います。

さらには教えることそのものが自分に対する最高の勉強法であることはお気づきでしょうか?

人に教えるということはその内容について自分が深く理解できていなければなりません。

ここの部分はどう説明しようか?
あれはこうやって説明しよう!

そうこう考えてること自体もうすでにあなたは勉強していることになります。

自分のために勉強するよりも人に教えるために勉強する方が格段に勉強効率は上がります。

できなくて自分に迷惑がかかるだけならまだしも人に迷惑がかかってしまうので自然と必死に勉強します。

教えることは最高の勉強法なのです。

なので、生徒同士で教え合うという勉強法をしてみても良いかもしれません。

「教える」という能力。

当たり前すぎて気づかないことですが能力が高いと、このような利点が存在するのです。

6. 最後に

5年続けてきた塾講師バイトで思ったことをひたすら書き連ねてきましたが、まだまだ思うことはいっぱいあります。

もうちょっと時間が経って考えをまとめることができたらこの記事に追記という形で更新したいと思います。

塾講師には悪いところや良いところありますが、僕はこの仕事をしていて本当に良かったと思います。

生徒が自分を信頼してついてきてくれること、特に受験前は毎日つきっきりで見るので情もわいてきます。

そして生徒が志望校に合格した時に、

先生のおかげで合格できました!
本当にありがとうございます!

と言われた時、感極まり泣きそうになります。

たぶん、この仕事を辞めるときお別れ会とかで大泣きするんだろうなぁ…とか思いながら授業しています。

苦しいことも多い塾講師ですが、それを吹き飛ばすくらい深い感動とやりがいを与えてくれますよ。

と塾講師を5年やってきて思いました。

塾講師やりたい方は相談に乗りますよ〜。

長々と読んでいただき、ありがとうございました。