【理系学生】本当にその研究室で良いの?研究室選びは最重要!ブラック研究室を選ばないようにするために必要なこと

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あなたが所属する研究室は本当にそこに決めて良いんですか?
 
 
 
 
こんな記事を読みまして、現在、理系大学院の研究室に所属する僕としても、すごく共感する部分がありました。
 
さらにちょうどこの11月〜12月の時期、研究室訪問が盛んで研究室選びに悩む時期だと思います。(大学によりますが)
 
そこで、この記事がキッカケで僕はもっと研究室の実態を理系大学生含め、いろんな人に知ってもらいたいと思い、この記事を書くに至りました。
 
 
ブラック研究室なんて本当にあるのかよww
研究室なんだから当たり前だろ
 
 
という人もいると思います。
しかし、本当にブラック研究室というのは存在していてもし選んでしまったら最後です…。
 
 
僕が実際に体験した研究室での出来事や他の研究室の人から見聞きしたことなどをもとに、ブラック研究室の実態、研究室選びのポイントについて書いていきたいと思います。
 
 
ちなみに僕が所属する研究室は超超ホワイト研究室です。笑←
 
 
※最初に紹介した記事とかぶる部分もあるかもしれませんが、パクリは一切していませんのでご安心ください。
※また、そんなブラックかどうかの基準で研究室を選ぶな!という人もいると思いますが、重々承知です。しかし現実と理想は違うのです。
 
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1. 研究室選びってそんなに重要なの?

 

 
このように基本、研究室に所属する期間は大学院修士課程まで所属するとしてB4, M1, M2の3年間です。
 
 
いや、たった3年間だろ?
 
 
と思いますが、その3年間に大学卒業、大学院入学、大学院卒業という重大イベントがたくさん待ち受けています。
 
もし、あなたがブラック研究室に所属することになり、精神を病んでしまい、卒論・修論が書けなかった…なんてことになると、卒業できない。
 
大学1〜3年生で頑張って取ってきた単位が全てパーになってしまうのです。
 
なにより、研究室のせいで大学卒の学歴が手に入らないなんて事もありうるのです。
 

2. 研究室選びのポイントとは?

 
では、研究室を選ぶときにはどのような視点で見ていったほうがいいのでしょうか?
 
そのポイントをいくつかに分けて解説していきたいと思います。
 

2.1 教授による研究室紹介でやりたいテーマを決める

 
まずは大学で研究室紹介が実施されると思いますので、その研究内容をよく聞くようにしてください。
 
当たり前ですが、研究室を決める根幹は
「自分がどんな研究をしたいか?」
です。
 
 
・自分はどの分野に興味があるのか?
・自分は何がしたいのか?
・公にはその研究室にはどんな特徴があるのか?
・教授は自分に合いそうか?
・コアタイムは何時から何時か?
 
 
など、その研究内容に自分が興味を持てそうか持てなさそうかくらいは説明を聞けば、分かります。
 
意外と興味あると思っていたことでも詳しく聞いてみると違ったなんてことはよくある話です。
 
教授が言うことなんて当たり障りのないことだけだろ、どうせ実態は違うんだろ?とか思いつつも得られる情報は結構ありますので、研究室紹介は必ず行くようにしましょう。
 

2.2 研究室訪問は積極的に行く

 
はい、実はこれ僕が一番後悔していることです。笑
 
 
大学ではこの時期くらいになると研究室訪問ができるようになります。
もちろん毎日訪問出来るわけではなく、できる日とできない日があります。
 
毎日OKという研究室もありますが、まあそこはある意味ホワイトでしょう。
 
逆に1ヶ月の内1日しか研究室訪問できる日がないなんて所は……お察しください。
 
 
自分の足を使って直接研究室を訪問することがめちゃくちゃ大切だと考えています。ごく稀に、研究室訪問をすることなく決めてしまう人がいます。僕の知っている限りでは全く訪問をしない人は数%なんですが…配属後にだいたいうまくいっていません。研究室訪問、大事ですよ。
 
 
この数%にちょうど当てはまります。笑
そう、僕は一度も研究室訪問をしなかったんですね。
 
もっといろんな研究室を見ておけば良かったなと思いますし、たまたま選んだ研究室がホワイトでしたが、今考えると自分の目で見て足で訪問して研究室を選ばなかったのがどれだけ怖いことか…
 
直接研究室訪問することで得られる情報はたくさんあります。
 
 
・実際の研究室とデスクは別か?
・研究室の学生と気が合いそうか?
・学生同士の仲は良さそうか?
・留学生はどのくらいいるのか?
・机は一人一台有りそうか?
・毎日の流れはどのような感じか?
・みんなで昼食・夕食は一緒に取るか?
・ゼミや輪講はどんな感じか?
・学会にはどれくらいの頻度で行くのか?
・研究室旅行はあるか?
 
 
このようにいくらでも見る部分、研究室の学生に聞く部分はたくさんあります。
質問もいくらでもできますので、積極的に質問しましょう。
 
自分が思い描く研究室生活とのギャップを間違いなく埋めることができます。
 
 
研究室訪問をしなかった僕はギャップ有りまくりでした。
 
大学3年にタイムスリップして、当時の自分に「研究室訪問は絶対にやれ!」と言いたいですね。笑
 

2.3 研究室訪問で聞き出せない本音の部分は実験TAで聞こう

 
研究室訪問でも聞き出せない本音は実験TAに聞くのがベストです。
 
学生実験ではだいたい実験の説明を研究室の学生がティーチングアシスタント(TA)として行います。
実験中、分からないところや分からない手順があったらTAが手助けします。
 
もちろん教授が実験中ずっといる時はキツイですが、教授も忙しいので途中で抜けることが多いです。
 
そのときにはTAを質問攻めしましょう。
 
 
・ぶっちゃけ、研究室どうですか?
・学会費は自腹ですか?
・バイトできますか?
・ブラック研究室ってどこ研ですか?
 
 
なんて質問しちゃって大丈夫です。
僕ら研究室の学生は、どこがヤバいところかというのはもちろん知っています。
 
濁すような言い方をするTAもいるかもしれませんが、周りに教授がいない時だったらたいてい教えてくれます。
 
 
僕だったら教えます。というか教えてます。
 

2.4 学生の仲は良さそうか?

 
これは超大事です。
 
研究室内の学生同士の仲が悪いと、ただでさえ研究自体で悩むことが多いのに、つまらん人間関係の問題でも悩むことになり、精神的にやられる原因となります。
 
 
学生同士で助け合う文化がないと、困った時の駆け込み寺がなくなります。
研究室の愚痴を言い合えるくらいの仲は欲しいでしょう。
 
 
昼食や夕食を一緒に取る研究室は基本、学生同士の仲は良いと思います。
 
逆に、
「いや〜一人一人やってる実験違うから取らないなぁー」
とかいうところは仲悪い可能性があります。
 
 
2.5 教授と合いそうか?
 
これに関しては、
 
 
 
 
これと全くの同意見ですので、こちらの記事を見てください。
 

2.6 コアタイムはしっかり見よう

 
コアタイムとは実験をしようとしまいと、研究室に居なければならない時間です。
 
もちろん、コアタイムは研究室によってまちまちで、9時〜17時なんてところもあれば、10時〜19時なんてところも。
 
もし、金銭的にバイトをしなくては生きていけない場合にはコアタイムが早い研究室を選ぶべきです。
 
それは研究室の情報を見れば書いてありますが、鵜呑みにしてはいけません。
 
数字上はそう書いてあっても、実際は異なる場合が多いからです。
 
 
逆にコアタイムがない研究室もあります。
コアタイムがない研究室なら安心と思ってはいけません。
 
本当に自由なところもあれば、コアタイムがないということを理由に深夜遅くまで研究させるところもあります。
 
僕の研究室は自由な方でコアタイムがなかったですが、
 
 
・卒論前や実験が続く時には徹夜
・朝6時とかに学校に行って実験
・朝 研究室 → 夜 バイト → 深夜 再び研究室
 
 
なんて事もザラにありました。
 
 
しかし、コアタイムよりも人間関係が良ければだいたい楽しいですよ、研究室は。
 

2.7 就活できる環境か?

 
研究室によっては、就活を推奨しないところがあります。
 
 

画像の説明文

教授

なんで就活なんかしてんの?研究しなさい!

 
 
なんでいうところがあります。
 
は?と思いますけど、実在します。
 
研究さえしてれば就活は余裕でしょという教授の謎理論ですね。
あとは、博士課程に進ませたい教授の思惑もあるのでしょうか?
 
 
・就活ちゃんと出来ますか?
・先輩は希望の会社に就職できていますか?
・研究と就活両立できますか?
 
 
っていうことも聞いた方が良さそうです。
 
 
普通の研究室なら、就活中は研究があまり進まなくても目をつぶってくれますから。
 

3. ブラック研究室の実態

 
ブラック研究室の実態について箇条書きで書いておきます。(もちろん、実話です)
 
 
・毎日研究していても教授に「全然研究してないじゃん、もっとやれ。」と言われる
・成果を出さないと教授に罵倒される
・学生同士仲が悪く、研究でお互い困っても助け合わない
・教授が「これ明日までに読んできて」と論文を渡してくる
・卒論や学会前は3徹夜することもある
・学生の成果を教授が横取り
・教授の言い方がキツい
 
 
僕の友達は、教授のパワハラが酷すぎて大学院1年のインターンの時期に研究室から逃亡したいという理由で1ヶ月間中国にインターンに行っていました。
 
中国に行く直前は死んでいた顔が、帰ってきた時には生き生きとしていたのが今でも印象的です。
 
 
さらにその友達の研究室では、後輩が精神的に病んでしまって、研究室にぱったり来なくなってしまった。
教授やその研究室の学生が総出でLINEを送っても既読すら付かなかった。
 
1ヶ月後に何事もなく戻ってきたようでしたが、さすがにその時は教授も優しくなったようです。
で、別の学生に厳しくなったようでしたが…笑
 
 
優秀な奴ほど、どこの研究室に行ってもやれるという謎の自信があります。
 
ブラック研究室は誰が行っても精神病みますので絶対に選んではいけないのです。
 
Twitter見てれば結構、研究室の愚痴が見つかりますよね。
 

4. どうしても分からない研究室の情報もある

 
もちろん、いくら自分の足で調べても研究室の人に聞いてもどうしても分からない情報があります。
 
 

4.1 同期・後輩は自分で選べない

 
先輩はもうすでにその研究室に所属しているので選べますが、同期や後輩は研究室に所属してみないと誰が来るのかは分かりません。
 
先輩や教授はものすごく良い人なのに、同期や後輩がクソなんて事も全然あるのです。
 
実例としては、
 
 
・同期と全くそりが合わない
・同期が困った時に助けてくれない
・後輩が全然学校来ない
・後輩のやる気がまるでない。(研究室に来ても寝てるだけ)
・後輩が全然実験を覚えようとしない
 
 
そうなると自分がM2になった時、地獄ですね。
 

4.2 都合の悪いことは隠す

 
自分の研究室に、より優秀な学生を入れたいという思惑はどの研究室にもあるし、研究室の学生はそう思ってます。
 
そりゃ、自分の下につく学生が優秀な方がいろいろ実験が楽になりますからね。
 
なので、いくら研究室の情報を聞けと言っても都合の悪い隠す部分は隠します。
 
 
コアタイムが18時までと言っているが、実質帰れるのは20時以降とか、実は学生同士の仲が悪いとか、いま実は研究費がピンチだとか。
 
 
こればっかりは隠されたり嘘つかれたりしたらどうしようもないです。
 
 
だから、ブラック研究室に所属してしまう可能性は減らせてもゼロにはできないんですね。
 
もちろんブラック研究室の情報は学生の間でウワサで流れますけどね。
 

5. まとめ

 
自分がやりたい分野の研究をやっている研究室を選ぼうと思うのは当然でしょう。
 
しかし、その研究室がブラックだった場合には研究をやる以前に精神崩壊して人生が狂ってしまいます。
 
正直、読んできた方は分かると思いますが、ブラック研究室はブラック企業となんら変わりないですね。
 
だからブラック研究室をしっかり見極めて選んではいけないのです。
 
もし、どうしてもその分野をやりたい!けどブラック研究室しかない…という時には他大学院を受けるという手もあります。
 
自分も研究室に所属してみて、後悔したこと、失敗したこと、他の研究室の人の後悔話・失敗話いっぱい聞いてきました。
 
 
最初にたずねた質問を最後にもう一回しようと思います。
 
 
あなたが所属する研究室は本当にそこに決めて良いんですか?
 
 
貴重な研究室での3年間を無駄に過ごさないようにこの記事があなたの役に立てば幸いです。