生徒が塾講師を選ぶとき、有名大学卒で選ぶことよりも大事なこと

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1. 有名大学卒の条件ってそんなに大事?

 
僕が塾講師として働いてきてずっと思ってることがあって、有名大学を卒業してるってまずそんなに大事か?っていうことです。
 
確かに一流大学に在籍、卒業している人は努力して結果を出してきた人たちです。
 
しかし、それはあくまで「あなた」が努力した結果であって「生徒」を努力させる技量ややる気を引き出す力、教務力とは別の力なのです。
 

2. 勉強ができる ≠ 教え方が上手い

 
よく言われていることですが、勉強ができることと教え方が上手いということは、似ているようで相異なることです。
 
生徒によって理解力が違うのに、全部同じ説明をしてもっと噛み砕いた説明ができなかったり、生徒が理解できない時に別の視点から説明できない。
 
そして最後にはこれはこういうものだから…と逃げてしまう。
 
頭が良いのに説明が下手な先生なばかりに、あまり担当をもたせてもらえない先生も実際にいます。
 

3. 頭が良すぎるとかえって勉強が出来ない奴の気持ちが分からない

 
頭が良すぎる人って、勉強が出来ない生徒がなんでそこがわからないのか、自分の説明をわかってくれないのか理解できない人が多いんですよ。(語弊がありそうですが、もちろん東大の人で分かりやすい説明をする人もいます。これはあくまで僕の経験上の話です。)
 
無意識に難しい言葉で説明していたり、これくらいわかるだろ?って部分は説明しなかったりする。そこが分からない原因になっている場合もあるのに。
 
なんで頭が良いのにそんなことが起こるのか?
 
理由は簡単で、頭が良い人は勉強が出来ない人がつまずくポイントがつかめないんです。そこがなんで理解できないのかわからない。当たり前すぎるのです。
出来ない子には出来ない子なりの考えがあったり、むしろ何にも考えてないことがほとんどです。
 
そこをこれはこうなんだよ!覚えろ!って押し付けがましいやり方で教えるのではなく、忍耐強く一つ一つひもといて掘り下げて理解させる教え方で教えることが大事です。
 
みんなが一流大学の先生みたいに頭が良いわけではありません。
先生の当たり前を生徒の当たり前に下げて生徒の視点に立って考えましょう。
 
だから、むしろ学生時代にそんなに成績が良くなかったり、有名大学に進学できたわけではなかった人の方が塾講師に向いているんじゃないかと思います。
 
そういう人の方が点数が悪い生徒の気持ちが手に取るようにわかります。
自分が学生時代にそういう体験をしているわけですから。
そして授業や雑談の時に、自分の頭が良くなかった体験を持って生徒に話せるので、生徒に共感してもらいやすいし、説得力があるんです。
 
「俺、中学生の時マジ馬鹿でさ~…」
という人の方が接しやすいし、悩みを打ち明けようって気になりますよね?
 
逆に有名大学卒の先生の話は一見説得力はありますが、子供たちの心の中では「どうせ先生は頭が良かったからこの勉強法で行けたんでしょ?」みたいな反応になってしまいがちなのです。
そういう人に「こんな勉強法で勉強した方がいいよ!」なんて言われても心の底からそうだね!と思えないんです。
 

4. 有名大学卒よりも講師の実績で見たい

 
だから講師がどこの大学を出ているか?という過去を見るよりも、
講師が生徒を実際にどんな高校・大学に入れているか?という講師としての現在を見ることが重要であるんじゃないかと思います。
 
やっぱり、良い先生というのはきちんと結果を出しています。良い高校、大学にたくさんの人を合格させています。
 
極端な例ですが、
・先生はあまり知らない大学だけど、自分なりに教え方や教材を研究して生徒を一流大学にバンバン合格させている熱意のある講師
・一流大学の先生だけど、熱意もなくただ教えるだけの先生。時間が来たらすぐ帰っちゃうし、担当生徒も受かったり落ちたりしている。
 
どっちが良いですか?
 
外見だけ見れば確かに一流大学の先生に教わろうと思います。
しかし、中身を見た方が良い。
熱意があって教務力もある、生徒に信頼されていて合格実績も素晴らしい。ただの一流大学在籍,卒業の先生よりも断然前者を選びますけどね。
僕に子どもがいたら前者の熱意のある先生を指名します。
出身大学なんて関係ないんです。
 
大学がショボいのに、自分なりに教材を作ったり、教え方を研究できる人なんているのかよ!って思った方いると思いますが、
 
自分のためだと頑張れないけど、人のためになると頑張れる人がいます。
ちなみに僕がそうです。笑
 
そういう人はもう給料とか勤務時間とか関係ないんですね。生徒をとにかく志望校に合格させたいという気持ちで本気で頑張ります。
それは大学生講師だろうとバイトだろうと社員だろうと関係ない。
 
どういう気持ちで生徒と向き合っているか?なんです。
 
そして良い先生は口コミで広まっているはずです。
出身大学なんかに惑わされずに、ぜひあなたに合った最高の先生を見つけてください。
 
良い講師の条件はこちらに書いてあるので、参考にどうぞ。
 
 

5. 最後に…

 
頭が良い人や一流大学出身者をdisってるような記事になってしまいましたが、決してそんなことはなく、塾講師をしている自分へのメッセージ、戒めも込めてこの記事を書きました。
 
こう見ると、有名大学卒の先生よりも有名大学卒じゃない先生の方が指導力があるという認識になってしまいがちですが、そういうことが言いたいのではありません。
 
自分が生徒として塾講師を判断し、選ぶというときに、出身大学だけで塾講師の力量を判断しないでくださいということです。
僕の経験上、そういう保護者様がたくさんいます。
あの人東大の先生でしょ!じゃあ、東大の人に教えてもらいましょう!みたいな感じです。
東大の人でも教えるのが上手な人と下手な人がいます。
出身大学という枠にとらわれずに講師の中身を見て判断してください。
 
勉強が出来ない子たちをできるようにしていきたい、志望校に合格させてあげたい、その思いで塾の講師を5年間続けていますが、それは昔も今も変わっていません。そんな初心を忘れずにこれからも生徒のために頑張っていこうと思います。