トランプが大統領になって何がどう変わる?日本への影響は?サルでもわかるように解説してみた

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ついにトランプ大統領が誕生しました。
 
最後の最後まで、各メディアはヒラリー・クリントン氏が勝つだろうと予想していましたが、しかしそんな大方の予想を覆す大逆転、大どんでん返しの結末となりました。
 
 
さて、様々な人がトランプ氏が大統領になった時、どうなるのか?について解説していますが、実際に読んでみると専門家が書いているからなのかどうも分かりにくいんです。
 
 
僕は政治の専門家ではありませんが、トランプ次期大統領についての記事を書くことで
自分の理解を深め、考えを理解するとともに、
何も知らない人や中学生・高校生向けトランプ氏が大統領になって世界がどう変わるのか?そして日本への影響はどうなるのか?について極力わかりやすくまとめ、解説していきたいと思います。
 
 
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1. トランプはアメリカ第一優先というスローガン

 

トランプ

アメリカの国益第一! 再びアメリカを偉大な国にする!

 
と、このようにトランプ氏はアメリカの国民・利益最優先であるという主張をしています。
アメリカ国民が幸せになれさえすれば良いということです。
 
 
アメリカ国民・利益最優先 → アメリカの政治・経済が内向きに → 政策がグローバル化ではなく、自国優先の保守的になる。
 
 
簡単に言うとこんな感じです。
 
アメリカはベトナムやイラク、中東など様々な問題に介入してきたいわゆる「世界の警察」でしたが、トランプが大統領になることで「アメリカはこれからは自分たちの事だけ考えるからお前らはお前らで何とかしろ」となるということです。
 
そして、これがトランプのすべてのヤバいと言われる数々の政策の根幹となっています。
 
このスローガンをもとにトランプの様々な公約を見ていきましょう。
 

2. トランプの政策・公約

2.1 不法移民は一人残らず排除!

 

トランプ

メキシコとの国境に「壁」を建設し、不法移民が絶対に入ってこないようにする。費用?そりゃもちろんメキシコに払わせるよ。

こうしたヤバいことを言っています。笑
こういった心の中で思っていても人前で言えないことをズバズバと言えるからトランプ支持が大きくなったんでしょうね。
 
不法移民とはその名の通り、法律上の手続きを踏まないまま、アメリカに在住している移民の事です。
 
 
なぜ、不法移民を排除すると言っているのか?
 
 
それはトランプが、不法移民がアメリカ人の仕事を奪っている、と考えているからです。
確かにメキシコから来た不法移民は労働賃金が安いため、仕事を奪われたアメリカ人の生活が圧迫されているのは事実です。
 
 
不法移民を完全に排除することでアメリカ国民の雇用を守るということですね。
アメリカ国民のための政策であることがあるのは確かです。
 
しかし、移民で成長してきたアメリカでは、この発言に対する国民の反発もあります。
 
そして個人的にはグローバル化を進める社会で移民を排除するといった保守化を進めることはいかがなものかと思います。
 

2.2 もっと金出さないと沖縄に駐留する米軍を撤退!

日本に与える影響としては、在日米軍撤退が一番大きいのではないでしょうか?
これに関して、トランプ氏は以下のように言っています。
 

トランプ

他国がアメリカを攻撃しても、日本はアメリカを助けなくてよい。
なのに、他国が日本を攻撃したら、アメリカは日本を助けなければならない。

おかしくない?

日本や他国を守る限り、アメリカは大金を失うんだ。サウジアラビア・日本・韓国などを守り続けるわけにはいかない。
同盟国との協定(日米安保条約など)を再交渉する必要があると思うよ。

つまり、どういうことかというと、
「在日米軍駐留費用(米軍が日本にいるために必要な費用)をもっと多く払え!じゃないと日本にいる米軍は撤退させるぞ!」
と言っているということです。
 
アメリカの日本への在日米軍駐留費用が、日本は現在(2016年度)57億ドル、アメリカは55億ドルとなっています。
 
 
アメリカが日本を守ってやってるんだから、金くらいすべて出せよということですね。
 
 
これはどうなるのかは分かりませんが、もし、在日米軍が撤退してしまうという事態になってしまった場合、日本は中国との尖閣諸島問題、韓国との竹島問題において軍事的に無防備になってしまいます。
 
ということは憲法9条の改正など安部首相が進めていますが、取るべき措置を早めにとらないと手遅れになってしまうことも十分あり得るわけです。
 
自国のことは自国で守る。日本もこういう当たり前のことが出来るようになってほしいです。
 

2.3 TPPからは離脱する、参加しないよ

さらに、日本にとって痛いのが、今まで時間をかけて議論してきてやっと成立しそうなTPP(環太平洋連携協定)からトランプ氏は離脱すると言っていることです。
 

トランプ

TPPは最悪の協定だ。自由貿易がアメリカから雇用を奪っている。
TPPからは就任初日に離脱する!

と、このように言っています。
 
 
また、オバマ大統領政権ではTPPに署名しないことが明らかになったので、決定はトランプ次期大統領にゆだねられるということになります。
 
 
そもそもTPPとは?ですが、
 
TPPとは、太平洋の周りにある国々で関税をゼロにして自由にモノやサービスを売買できるようにすること。

基本的にはすべての関税を無くすなど自由度が高いことが特徴。

ただ、関税を完全撤廃してしまうと、

バンバン輸出できるので輸出産業は成長するというメリットがありますが、外国の安い製品が入ってくるので国内産業が守れなくなるというデメリットがあります。

 
TPPに参加しないと明言しているトランプ氏。(実際どうなるかはわからないが…)
これも国内産業を守り、アメリカ国民の生活が第一であるというスローガンの下、発言しています。
 
TPPを成長戦略の一つとして推進してきた安倍政権には大きな痛手となるでしょう。
 

2.4 ドル安の方向へ

 

トランプ

中国、日本、メキシコ、ベトナム、インドは自国通貨安にすることで、米国からの輸入品を排除し、米国から利益を「略奪している」

トランプ氏は他国が通貨安に誘導していることを非難しています。
それによりアメリカからの輸出品が売れない、アメリカの経済が悪くなっているということでしょう。
 
 
なので、アメリカは自国の産業を守るためにドル安円高方向に誘導する可能性もあるでしょう。
 
円安方向に、そしてTPP成立を目指してきた日本経済は大きな影響を受けそうです。
場合によっては日本の輸出産業が大打撃を受ける可能性もあるでしょう。

2.5 法人税の最高税率を35%から15%に引き下げ

 
トランプ氏は個人だけでなく、法人税の税率も下げると明言しています。
 
米国企業は安い法人税を求めて他国へ本社を移す例がありますので、企業の海外流出を防ぎたい考えです。
 
これにより、様々な会社をアメリカに呼び、アメリカ経済を活性化させようとしています。

2.6 金持ちに厳しく、貧乏人に優しく

 

トランプ

年収2万5千ドル未満の単身世帯と年収5万ドル未満の夫婦世帯は所得税を免除する。
富裕層は増税し、金持ちだけが利用できる税の抜け道を潰していく。

と主張しました。
これだけ聞けば、普通にいい政策ですよね?
 
トランプ氏は格差社会を正そうとしており、貧困層・中間所得者層の支持が広がったのも納得できます。
 

3. なぜトランプは大統領になれたのか?

 
ではなぜトランプはこんなに暴言を吐き、ヤバい政策を掲げているのに大統領にのぼりつめることが出来たのでしょうか?
 
それは、変わらないアメリカ政治に対するアメリカ国民の不満の蓄積や、貧困層の意見を代弁している数々の言論があったためです。
 
先ほども述べたように移民政策に関してはこれまでの大統領とは比べ物にならないほどザックリ大改革しようとしています。
 
これまで大統領が「建前上」言ってこなかった政策や言論・考えがあります。
これから察するに、
 
 
・トランプ大統領ならアメリカ低所得者層の生活を本当によくしてくれるかもしれない
 
・暴言吐いてるけど、俺らの言いたいことを言ってくれている。トランプなら今のアメリカを本当に変えてくれるかもしれない。
 
 
トランプ支持は、現状維持で不満がたまっていたアメリカ国民の怒りが爆発した格好なのではないかと思います。
 
 

4. 本当にこれらの政策・公約が実行されるかどうかはわからない

 
紹介した政策や公約の中には不法移民の排除など過激すぎる政策もあるので、本当に実行されるのかは分かりません。
 
 
あまりに過激なため、対立候補であるクリントン氏に対抗するためのリップサービス、選挙パフォーマンスなのではないかという見方も出ています。
 
(実際、これらが全部実行されたら戦争ですよ戦争…笑)
 
 
トランプ氏の勝利宣言では「暴言」がなりを潜め、あれだけ暴言を浴びせていたヒラリー・クリントンに対し、ねぎらいの言葉をかけていました。
 
大統領になったらまともになるんじゃないか?という予兆なのかもしれません。
 
トランプ氏が大統領に就任するのは2017年1月20日です。
 
それまでにいろいろ実際に実行される政策など分かってくると思いますが、今後もトランプ次期大統領からは目が離せません!